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京都の産物 献上・名物・土産
東昇著
四六判・並製・282頁
税込2,750円(本体2,500円+税)
ISBN978-4-653-04564-9【2023年3月刊】
京都(京都府全域)の各地域を軸に、近世・近代に特徴的な「献上・名物・土産」という枠組みから京都各地の産物をめぐる歴史を語る。
第Ⅰ部:献上で朝廷への鮎、宮内省への猪・鹿、将軍への鰤、藩主への魦、第Ⅱ部:名物で天橋立の知恵の餅、京都の松茸、第Ⅲ部:土産で加佐郡の桐実、青谷の梅、宇治の喜撰糖、を語る三部構成。
<主要目次>
Ⅰ献上
1章 近世雲ヶ畑の鮎と朝廷への御用
2章 東郷大将も通った日本一の猟場、宮内省京都御猟場
3章 田辺藩の献上鰤・魦(いさざ)と漁村成生の展開
Ⅱ名物
4章 天橋立への旅と名物知恵の餅・才覚の田楽・思案酒
5章 近世の京の名物松茸
6章 日本一となった近代京都の松茸
Ⅲ土産
7章 幕末・明治期の加佐郡における桐実生産
8章 染料から梅酒へ、青谷梅林の歴史変遷
9章 土産物屋清水屋と喜撰糖、御菓子司能登椽稲房安兼
●著者
東昇(ひがし のぼる) 京都府立大学教授。九州国立博物館研究員・愛媛県歴史文化博物館学芸員を経て、京都府立大学文学部歴史学科文化遺産学コース文化情報学教授。京都府立大学での講座では文化情報学を主に教授。
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