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尾崎翠の詩学

山根直子著
四六判・上製・300頁
税込4,290円(本体3,900円+税)

ISBN978-4-653-04563-2【2023年3月刊】


大正末期から昭和初期にかけて活躍した小説家、尾崎翠。 翠文学に存在する五つの鍵概念「告白」「象徴」「追憶」「分心」「対話」を用いて代表作「第七官界彷徨」とその連なる作品群「歩行」「こほろぎ嬢」「地下室アントンの一夜」を読み解くことで、尾崎翠がどのようにその詩学を創り上げたかを明らかにし、翠文学の魅力に迫る。

<目次>
序 章
第一章 「第七官界彷徨」論――〈象徴〉の詩学
第二章 「歩行」論――〈追憶〉の詩学
第三章 「こほろぎ嬢」論(一)――〈告白〉の詩学
第四章 「こほろぎ嬢」論(二)――〈分心〉の詩学
第五章 「地下室アントンの一夜」論――〈対話〉の詩学
終 章  尾崎翠の詩学
主要参考文献/初出一覧

●著者   
山根直子(やまね なおこ)
京都大学人文学連携研究者/国際高等研究所特任研究員

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