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三長記/ 同補遺 〔増補史料大成 第31巻〕 竹内理三 編 『三長記』は三条長兼の日録で、後鳥羽天皇の建久年間より、土御門天皇の承元5年に至る約20年間の記録である。長兼は少納言入道信西の外孫で、典故に通じており、朝廷の儀礼を詳録している。また、近衛・九条両家の間の争権、法然上人の流罪事件等を伝える貴重な文献である。内閣文庫所蔵9冊本を底本とし、諸本により校訂した。 |
愚 管 記 〔増補續史料大成 第1〜4巻〕 竹内理三 編 北朝の公家第一人者のひとり、近衛道嗣の延文元年から永徳2年までの日記で、後深心院関白記とも称される。底本として陽明文庫蔵の26巻の写本を用い、文和3年の分を除目記で補った。更に『尚嗣公記』裏の康安2年具注暦に記入された日記の部分を翻刻により加える。文化史上、貴重な記事が多く北朝の宮廷、貴族生活を知るには不可欠の史料。 |
晴右記/ 晴豊記 〔増補續史料大成 第9巻〕 竹内理三 編 『晴右記』は、参議を経て権大納言正二位となった勧修寺晴右の日記である。永禄8年2月から7月、同10年11月から翌年2月、同13年正月から4月までの部分である。『晴豊記』は、勧修寺晴豊の日記で、天正6年9月から文禄3年までの部分である。晴豊は晴右の子で、武家伝奏の職にあった。当時の政治・社会の重要な事件を伝える貴重な日記。 |
建治三年記/永仁三年記 斎藤基恒日記 親基日記/親元日記 1〜4 〔増補續史料大成 第10〜12巻〕 竹内理三 編 『建治三年記』は鎌倉幕府問注所執事三善康有の日記(建治3年正月〜 12月)。『永仁三年記』は同執事太田時連の日記と推定される(永仁3年正月〜 8月)。このほか、室町幕府政所寄人と同政所執事代であった斎藤基恒・親基の日記『斎藤基恒日記』『斎藤親基日記』も収録。『親元日記』は同執事代蜷川親元の日記(寛政6年〜文明17年)。 |
碧山日録 〔増補續史料大成 第20巻〕 増田宗 校訂 臨済宗聖一派の僧太極(法諱未詳)の日記。記事は長録3年(1459)から応仁2年(1468)に及ぶが、寛正5年・文正元年・応仁元年の記事は全く現存しない。昭和初年、東京帝大で辻善之助博士が使用された謄写刷テキストを全面的に補訂し活字印刷に附した。新組に際し、日ごとに記事を改行し、披覧の便を計った。 |
八坂神社記録 〔増補續史料大成 第43〜46巻〕 広野三郎 編・解題 京都八坂神社所蔵の古記録を編集した「八坂神社記録上・下」を4分冊にして復刊する。記載文書は社務の記事を中心とした社家記録(旧国宝)、祇園社の沿革史である社家条々記録(旧国宝)ほか三鳥居建立記、社家記録裏文書、祇園社記等で、貴重な古文書、古記録を収録、室町中後期の文化、政治、経済史研究に不可欠の書。 |
謙信公御書集 覚上公御書集 東京大学文学部蔵/山田邦明解説 本書は、米沢藩に残された上杉謙信・景勝に関する2千点を越える史料を編年で集成した『謙信公御書集』『覚上公御書集』を影印刊行するもの。 単に史料を並べるだけでなく、概要を示す文章を前に置き、また内容は御書にとどまらず様々な記事や伝承の類も収録する。越後戦国史のみならず、広く戦国・織豊時代研究の貴重な資料。 |
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